5月6日(火・祝)

(A)第33回春季大阪府大会(マクドナルドトーナメント大阪府予選会)準決勝戦

VS登町イーグルスに最終回逆転勝利!決勝戦進出!全国大会出場決定!

 

ここまで来た。みんなで力を合わせ掴んだ準決勝戦。

勝てば全国大会出場が確定する。我がオール住道はそんなことは全く気にせず

 この試合に集中するだけ。

住之江公園野球場の大舞台で、全てを出し切って欲しかった。

 

凄い雰囲気、異様な重圧を感じながら、試合はスタートした。

 

1回表守備、先発投手は連投で疲れはあるが、行けるところまでいこうと約束し

 マウンドに送り込んだ。

 先頭を四球、送りバンドで1アウト2塁とピンチ、3番を5ゴロで2アウトと

 なるが、4番にセンター前タイムリーヒットで1点を失ってしまう。

1回裏の攻撃、1アウトからDBで出塁するが盗塁アウト、3番も打ち取られ

 無得点に終わってしまう。

2回表守備、攻撃の奮起を待ち我慢の展開で3人でピシャリと流れを呼んだ。

2回裏攻撃、先頭4番がレフト前ヒットで出塁、5番は意味なく凡退するが

 6番がセンター前ヒットで1アウト1・2塁、ここで三振でチャンスを逃すかに

 思えた2アウト、ここから気持ちのレフト前タイムリーヒットで同点に追いついた。

 5年生の一撃がチームに勢いを付けてくれた。

3回表守備、いい流れで同点となりリズムに乗ったかに見えたが・・・。

 先頭を四球で出塁、先発投手は疲れからか制球力が定まらなかった。

 送りバンドで1アウト2塁、4フライで2アウトと踏ん張り、最後は何でもない

 3ゴロと完全に打ち取り、手堅く行き過ぎたのかトンネル、タイムリーエラー

 となってしまい非常に残念な失点となってしまった。

3回裏攻撃、気持ちを入れ替え挑んだが、最悪の3人でチェンジとなってしまう。

4回表守備、悪い流れの中で先頭をDBと非常に苦しい展開。送りバンドで1アウト

 2塁とピンチとなるが、何とか踏ん張り得点を許さなかった。

4回裏攻撃、1アウトからヒットで出塁するが、打ち取られチェンジと緊迫した展開。

5回表守備、先頭をこの試合4度目の0アウトから出塁、四球を許す嫌な展開。

 盗塁・送りバンドで1アウト3塁の最大のピンチで、スクイズを決められ

 1点を失う。

 ここでバットを引いた相手選手が自分のベンチに向かって投げ、それが我が投手の

 手首にあたってしまい涙・涙・・・。

 試合中断、泣きながらのマウンドとなるが続投させ連打からWPでもう1点を

 失ってしまう。ここで投手交代。

5回裏攻撃、3点のビハインド、自分たちでチャンスを作れ、気持ちで負けるなと

 激を飛ばすが、3人で打ち取られチェンジとなる。

6回表守備、最後まで諦めない気持ちを前面に見せる投手、3人でピシャリと

 仕事を完璧にこなす。

6回裏攻撃、何とか1点を返そうと意気込み、先頭は四球で出塁・盗塁から

 チャンスを作り、3番キャプテンがレフト前タイムリーヒットで1点を返す。

 更にチャンスは続いたが、4番の左中間強烈な一撃をキャッチされ1アウト

 ここから相手投手に踏ん張られこの回1得点に終わってしまう。

7回表守備、踏ん張る中継ぎ投手、3人でピシャリと気持ちを魅せる。

7回裏最終回の攻撃、最後まで全力、後悔することなく出し切れと声をかける。

先頭はフライでアウト、流れを変えようと5年を代打で投入、1塁への強い打球が

 内安打となり出塁、更にDBで1アウト1・2塁、1番に回ってサインは

 強気のフルスイング、相手投手の焦りかストレートの四球で満塁。

 2番は6フライと打ちきれず2アウト。全てを3番キャプテンに・・。

 1ストライクから打った打球は何でもない4フライ、夢破れ試合終了かと思った瞬間

 エラーとなり、2塁ランナーも返り同点、1塁ランナーが3塁へ、ボールを拾い

 3塁へ投げた送球が大暴投、土壇場で奇跡の大逆転勝利となった。

信じられない結末、こんなことが起こるのか、本当に奇跡!

最後まで諦めず一生懸命走っていた子供たちに感謝、そして中継ぎで踏ん張った投手に

 感謝、そして野球の神様に感謝、応援してくれたみんなに感謝。

オール住道を支えてくれた多くの関係者の皆様に感謝。

オール住道は初の決勝戦進出!そして夢にまで見た、全国大会出場決定!

最高の1日、最高の逆転勝利となりました。

最高のチーム、オール住道「全力全員野球」、遂に最高の舞台、大阪府大会決勝戦だ!